トイレの福祉住環境整備(1)
トイレは、福祉住環境整備の希望がとても多くある場所です。
排泄行為が自立しているかどうかは、重要なポイントです。
その為にも、トイレ周辺の福祉住環境整備は大切なことなのです。
プライベートな行為である排泄。
利用者の使用状況などがつかみにくい面があります。
しかし、十分な配慮をするためには状況を把握することが大事です。
高齢者や障害者がトイレを快適に使用するための配慮としては、
トイレまでの適切な移動手段を取ることです。
例えば、寝室との距離を短くしたり、扉1枚で行けるようになどの方法があります。
トイレのスペースとしては、利用者の身体状況で違ってきます。
排泄行為が自立している場合は、通常のスペースで大丈夫です。
介助が必要な場合・車椅子を使用する場合は、
開口は1515㎜奥行きは1820㎜が必要です。
また、便器の位置を決めるのに、介助を左右どちらで行なうかも確認しましょう。
あくまでも、参考の寸法です。
利用者の身体能力や車いすの操作能力で違ってきます。
利用者に合ったスペースを確保するよう検討しましょう。
その他に、トイレと洗面脱衣室をワンルームにする方法もあります。
ただし、同居家族や来客者も使用することを考えて総合的な検討が大切です。
現在は自立して排泄が可能でも、
将来的なことを考えてスペースを確保することも検討しましょう。
自立や伝え歩きの時は、開口を広くするとマイナスです。
将来的なことを考えて広くしておくのなら、カウンターなどを設置するといいでしょう。
介助が必要になったら、カウンターを撤去するだけで介助スペースが取れます。
将来的にトイレと洗面脱衣室をワンルームにする方法を考えているのなら、
可動壁で間仕切りをしておくと改造が楽に行なえます。
