視覚障害と福祉住環境整備
視覚障害には、視力障害と視野障害があります。
視力障害には、盲・弱視・羞明・夜盲があります。
視野障害には、求心狭窄・中心暗点・同名半盲があります。
高齢者に多く見られる目の疾患には、
老眼・老人性白内障・緑内障・加齢黄斑変性・糖尿病網膜症があります。
視覚障害者の福祉住環境整備のポイントとしては、
移動しやすく安全な環境への配慮と照明・色彩・コントラストへの配慮が必要となります。
さらに、日常生活動作の不自由への配慮やコミュニケーション障害への配慮が必要です。
福祉住環境整備として具体的には、
物の配置をかえる時は、相談し新しい場所の確認をしてもらうといいでしょう。
家具の配置はなるべく直線にし、倒れやすいものは固定しましょう。
階段は、コントラストを変えたり足もと灯を設置したりし、
階段の段差の識別をしやすいようにしましょう。
また、転倒・転落防止のため、階段が近いことを知らせる方法(鈴など)を取りましょう。
手すりは、場所の誘導や目印となるような設置の仕方がいいでしょう。
廊下や出入り口では、出っ張りを作らないことと障害になるものは置かないことです。
床材は、部屋の区別が解るように部屋によって材質を変えるのもいいでしょう。
床材の反射光でまぶしさを感じるときは、まぶしくない材質にしましょう。
ドアは、開き戸よりも引き戸のほうが安全です。
また、部屋側に開くようにする必要が有ります。
ガラス戸では、テープなどで目印をつけておいた方がいいです。
台所は、中途半端な高さに突出物(吊り戸棚など)を作らない。
音声式の警報機を設置しましょう。
必要に応じて手元を照らす照明も考えましょう。
福祉住環境環境整備は、視覚障害の症状などにより違ってきます。
見え方や障害の状況を把握して福祉住環境整備を考えましょう。
また、福祉用具の利用も併せて検討しましょう。
