福祉住環境整備の業者選び
改修工事を施工してもらう業者さんを、
皆さんはどの様な基準で決めますか?
「昔からの知り合いの工務店だから」とか、
「この家を建てくれた大工さんだから」とか、
「施工金額が安い」からと言うだけで決めてはいませんか?
介護保険を利用して改修工事を行なう時は、
このようなことで施工業者を決めてはダメです。
施工業者を選択するポイントがあります。
介護保険を利用して改修工事をする場合、
事前申請の書類(図面・写真・見積もりなど)が必要です。
施工後にも完了の書類(写真・工事内訳書など)が必要です。
書類の種類や書類が要求している内容を理解していないと、
正しい書類の作成はできません。
つまり、スムーズな申請が出来なくなってしまいます。
介護保険の住宅改修について理解していて、
介護保険適応の工事実績がある業者を選択するのをおすすめします。
次に大切なポイントとしては、
福祉住環境整備と改築工事の違いを理解しているかどうかです。
福祉住環境整備は、高齢者や障害者のために行なう工事です。
単純にきれいになればいいとか、便利になればいいとかでは無いのです。
手摺の施工について考えて見ましょう。
「手摺の高さは、普通○○cmだから、この高さでいいんだ」と、
勝手に決めてしまうような施工業者じゃダメです。
利用者さんの身体状況などを考え高さを決めていることを、
しっかりと理解してくれる施工業者じゃなければなりません。
「誰のために」「何のために」改修工事をするのかを、
理解し工事をしてくれる業者を選ぶことをおすすめします。
福祉住環境整備の工事は、ある一面特殊な工事といえます。
介護や福祉というものに理解があり、
実績のある業者を選択しましょう。
ただし、施工業者を決めるのはお客様です。
福祉住環境コーディネーターやケアマネージャーではありません。
このことだけは、しっかりと覚えておきましょう。
