福祉住環境と日本住宅の問題点
家庭内事故で、亡くなる高齢者の数は非常に多いです。
特に、入浴中の事故が多いです。
他にも、転倒・転落・墜落など家庭内事故は多いのです。
日本の住宅様式が、高齢者の家庭内事故の要因とも言えます。
また、高齢者や障害者の生活に重大な障害となっています。
つまり、日本の住宅は高齢者や障害者に、安全・安心・快適といえないのです。
一番の問題点としては、段差です。
従来の木造作りの日本住宅には、構造上どうしても段差が多くなってしまいます。
玄関の敷居・廊下と和室・洋室と和室・脱衣室と浴室などです。
これらの段差が、転倒の原因になってしまいます。
高齢者や障害者にとって、段差は不便で不自由なバリアとなっています。
次に問題となるのが、日本建築で古くから用いられる尺貫法です。
尺貫法により、廊下・階段・開口部などの柱と柱の間隔が、狭くなってしまいます。
この狭さが、介助の妨げや車椅子の使用のバリアとなってしまいます。
住宅面積の小さいことも問題となります。
一室の面積が狭い日本住宅、さらに家具などにより床面積が狭くなっています。
この狭さが、介助の妨げや車椅子の使用のバリアとなってしまいます。
次に和式の生活様式が問題です。
畳に座ることや和式トイレ、和式浴槽など転倒の危険が伴います。
高齢者や障害者にとって適切とはいえません。
最後に、高温多湿の日本の気候に合わせた住宅は、冬の寒さが問題です。
暖房のしている所としていない所で、温度差が出来てしまいます。
この温度の差が、血圧などに影響し事故につながります。
何気なく生活している環境に、多くの問題が隠れています。
特に、高齢者や障害者にとっては大きな問題です。
当たり前と考えずに、見直すことが大切です。
これら日本独特の住環境の問題を解決するのが、福祉住環境整備です。
高齢者や障害者が、安心・安全・快適に生活するための福祉住環境整備です。
高齢者や障害者が、住み慣れた家で生活するための福祉住環境整備です。
